特集1

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ハッピーバースデー、ラージャー!!!

2016年2月17日


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展示場の前はこの人だかり!
先日の記事でもお伝えした通り、2月11日、野毛山動物園のインドライオン「ラージャー」が8歳の誕生日を迎えた。
園ではラージャーのバースデーを祝福しようと、特別ガイドなどを交えた「お誕生日会」を開催。
午前、午後と2回行われたこのイベントは、合計で500人ものお客さんが集まり大盛況を博した。





大きな骨にガブリ!

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若かりし日のラージャーもお披露目
イベントでは担当飼育員の大滝侑介さんがマイクを取り、ラージャーの性格を紹介したり、インドライオンが絶滅の危機に瀕していることなどを説明。
大きな写真パネルも使って展示場で見ているだけでは分からないラージャーの普段の暮らしぶりなどが紹介され、だらしなく寝転がる姿やヘンテコな寝ぐせ姿など、ラージャーらしい微笑ましいエピソードに笑いも起きた。

また、ラージャーが野毛山動物園に引っ越してくる前に暮らしていたズーラシアから、1歳から5歳ごろまでを担当した飼育員の深田梨恵さんがゲスト出演。
おもちゃにしていた木の枝をくわえたままドアを通ろうとしてつっかえてしまったエピソードや、ぶら下がったブイに足を取られて助けを求めていた話など、これまたラージャーらしい思い出話を聞かせてくれた。

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食事中はこの迫力。特に大腿骨はお気に入り!(下)
ガイドの間、どこ吹く風で展示場内をウロウロと歩きまわっていたラージャーは、その後のプレゼントを待ちかねていた様子。
馬肉や鶏頭が与えられると、オスライオンの面目躍如とばかりに、声を上げながらかぶりついた。また、午後の部では大好きなウシの大腿骨もプレゼントされ、こちらは肉以上にテンションアップ。展示場内に置かれた馬肉には目もくれず、一直線に大きな骨にかじりつく迫力ある姿に、来園者からも歓声が上がっていた。

野毛山動物園の広報担当、今村友維子さんは 「 ラージャーの愛嬌たっぷりな姿は、お客様の心をわしづかみにしています。今後もイベントを通して、たくさんの方に彼の魅力を伝えていきたい 」 とイベントを振り返ると同時に、「 絶滅の危機に追い込まれている野生のインドライオンについても、思いを馳せていただけるとうれしいです 」 と話してくれた。



これからも元気で!

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ラージャーらしく長生きしてね!
大滝さんによれば、ラージャーは今年に入って声を上げてエサを求めたり、タイヤなどに対して攻撃的な仕草を取るなど、大人のオスライオンらしい行動を見せるようになってきたそうだ。
希少なインドライオンということもあって繁殖にも期待したいところだが、国内で暮らすインドライオンはラージャーと血のつながりがある個体ばかり。
大滝さんは「挑戦してみたい」と話すが、外国からお嫁さんが来る予定は今のところなし。しばらくは野毛山動物園で男に磨きをかけながら、チャンスを待つことになりそうだ。

ともあれ、マイペースにゆっくりゆっくり成長を続けるラージャー。
これからもあせらずのんびり、そして元気に、ラージャーらしく来園者を楽しませてほしい。